特色分解 / MY HOOD
こんにちは。
先日、特色分解の依頼をいただいたので
今日は少しご紹介します。
その前に、
まず、
写真や、ベタ版では表現できない
グラデーションを用いたデザインを
シルクスクリーンプリントする場合は
特色分解と4色分解(CMYK)の
2種類の方法があります。
ただ
特色分解と4色分解(CMYK)では
そもそもやってることが違っています。
それぞれメリットと
デメリットがあるので、
ご依頼の際の参考にしてください。
4色分解
〈メリット〉
・どれだけ色数が多くても4版で印刷ができる
・刷り方を変えれば、色濃度を調整できる
←隠蔽性の低いインクなので、
ヴィンテージライクなプリントも可能
〈デメリット〉
・インクの隠蔽性が低いため濃色生地には向かない。
←その場合はアンダーホワイトをプリントする必要がある。
・特定の色を指定できない / 向かない。
←各色の重なりで色を表現するので、
ベタな部分にメリハリがでない。
特色分解
〈メリット〉
・指定色の再現性がかなり高い。
・濃色生地でもラバーインクなので隠蔽性が高い。
←アンダーホワイトがなくても問題はない。
・各色の色替えが可能。
・類似色の多いものだと特色分解の方が版数が少なくて済む。
〈デメリット〉
・逆に色数の多いデザインだと
CMYKより費用が嵩むことがある。
技法としてどう違うのかは
ここで細かく書いてしまうと
長くなるので割愛します。
ごめんなさい。
google先生に質問してみてください。
今回のプリントは特色分解です。
3色(W330mm)


4色 (W75mm)

どっちがいいかなんていうのはないのですが
このデザインだと
どっちが向いてるのっていう場合は
お気軽に相談してください。
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special thanks
MY HOOD
オンラインの利便性に理解を示しつつ、
実際に足を運ぶことを重要視するウェブマガジン。
音楽に関するホットなスポットや
トピックを多数紹介されていて
かなり興味深いです。
本当の音楽を楽しむための
ウェブマガジンだと思います。
是非チェックしてみてください。
そして現地に訪れてみてください。